ナイスゲーム!の一言で事足りるくらいの試合だった。エース候補生が新たな一面を見せて、いや、魅せてくれた。


先発はロッテが石川、西武は雄星。

雄星の立ち上がりは制球が定まらず、ロッテは初回から1死一、二塁のチャンスを作る。

ここで打席には4番デスパイネ。インコースを無理矢理力で運びレフト栗山の前に落とす先制タイムリー。

2塁ランナー伊志嶺は打球判断がかなり難しい打球だったけど、ハーフウェーの位置から早めに落ちると判断し、好走塁のホームイン。見えないファインプレーだった。

先発石川は初回からギアがMAX。先頭打者秋山に148キロを計測するなど、明らかに飛ばしてる感が全開。

クレバーな投球というよりは、それにパワーが加わったダルビッシュ寄りのピッチング。

ちなみにこの試合のMAXは151キロ。

こうゆうピッチングもするんだなぁと目を丸くして見てしまった。

しかし2回。西武森に甘く入ったシンカーをライトスタンドへ運ばれ逆転を許す。

嫌な雰囲気がよぎるも3回に4番がそんな空気を一蹴する。

清田を1塁に置いて、デスパイネ。外寄りのボールを思いっきり右に引っ叩きライトポールに直撃する逆転2ラン。


あんな打球見た事なかったけど、この大一番でそれを見せるあたりさすがはキューバの至宝。

その後は石川の気迫溢れる投球で西武打線を0に抑える。

3対2で迎えた7回。西武牧田からクルーズがセンター前へ貴重な貴重な追加点タイムリーで突き放す。

クルーズは大きくガッツポーズでこの試合に懸ける意気込みが伝わる。

このリードを益田、大谷、内が完全に守り切り4対2で勝利。

今年1番と言っても決して大袈裟ではないナイスゲームだった。


これで0.5差。負ければ自力が消滅する1戦でなんとか土俵際から押し返した。

しかしまだ千葉ロッテが不利という状況は変わらない。試合数が多いからって楽観視する声は今のロッテには必要ない。

負けられない戦いの方が短期決戦に強いロッテには性にあってる。

下剋上の千葉ロッテ
逆襲の千葉ロッテ


今年もそんな季節がやってきた。