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ベースボールシンガーとして活動する田中龍志は、EXILEのボーカルバトルオーディション4にて3万人の中から15人に選ばれたファイナリスト。千葉ロッテの加藤翔平とも親交があり、田中龍志オリジナル曲「our way」を加藤が打席登場曲に起用した事もある。そんな彼のライブの裏側を密着取材させてもらった。

私と田中龍志は1年半前くらいに知り合い、野球好きでロッテファンという共通点から意気投合。彼の出演していた「週刊EXILE」を観させてもらったり、彼の代表曲「手をつなごう」もYoutubeで聴かせてもらってすぐに彼のファンに。去年から5回以上彼の出演するライブに足を運ばせてもらっている。


2012年、彼が教育実習にいった際に生徒たちに向けて作られた楽曲「手をつなごう
~人は一人では生きてはいけない。今から仲間を大切に想い、共に過ごせる時間を大切に支え合いながら生きていってほしい­~そんなストレートなメッセージがつまっているバラード。後にこの曲は、生徒たちの要望により、学校での合唱コンクールの自由曲として歌唱され ­、その感動的なシーンが週刊EXILEにて放送された。


野球が好きなったのは伊東監督と西武・西口がきっかけ


ライブの裏側を書く前に彼の経歴をチラッと紹介します。

元高校球児で、大学でも野球部に所属していた大の野球好き。野球を好きになったきっかけは、彼が幼い頃に見た現千葉ロッテ監督の伊東勤捕手と今年現役を引退した西口投手の西武黄金期の黄金バッテリーに魅了されたからだそうだ。

黄金バッテリー

野球を好きになるきっかけを作ってくれた伊東監督と、親交のある加藤翔平が千葉ロッテに所属しているというのは彼がロッテファンになったきっかけでもある。

2010年にEXILEのボーカルバトルオーディション2のセミファイナリストに進出してライブ活動を本格化。光永亮太・ユメノツヅキのバックコーラスや前座、JONTEの前座を務め精力的に活動し、2014年に開催されたボーカルバトルオーディション4では3万人の中から15人のみが進出出来るファイナリストとなった。 

 
2015年にDigz Inc Groupと契約を結び楽曲提供を開始。3月10日にリリースされた韓国出身の5人組男性アイドルグループ、MYNAMEの「I.M.G~without you~」に収録の楽曲で作家デビューしオリコンデイリーチャート1位を獲得。作家として、シンガーソングライターとして東京を中心に全国で活動中だ。

そんな彼のライブを1週間後に控えた食事の席で、私(野球オタク)が「普段見れないライブの裏側を密着取材したい!!」と無茶なお願いをした所、快くOKしてもらいこの企画が実現した。

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田中龍志のワンマンライブに密着取材


11月21日(土)
@池袋
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Output~田中龍志学園祭ツアーファイナルワンマン~」ライブ当日

---12時過ぎ---
田中龍志、若手ダンサー会場入り。


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池袋mismatch(ミスマッチ)

バックダンサーの若い子達が鏡で早速振りを確認。荷物を置いてテキパキと動き始める。

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楽屋はこんな感じ。

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ヘアメイク室。

田中龍志のワンマンライブではあるんだけど、彼と親交のある出演者やゲスト、バンドメンバー、ダンサーの方もいるみたいで続々と皆さん会場入り。

---13:00---
早速リハーサルが始まる。


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若いダンサー3人がリハーサル中。

ソワソワしていると、この日のゲスト女性歌手Macheri(マシェリ)さんを紹介してもらえたので少しお話させて頂いた。

 
Macheri(マシェリ)さんFacebookページ

帝京高校野球部出身の3人組グループONE☆DRAFTさんと「会いたい夜... feat.Macheri」などで共演していたり、2013年のオリックス主催試合京セラドーム大阪にて国歌独唱をした事もあるそうで本当に凄い方。私の取材にも笑顔で親切に答えて頂いて、とても素敵な方だった。

3人組ボーカルグループshady清水謙太君、清水謙介君、土屋元樹君にも話を聞く事が出来た。

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田中龍志
について尋ねると口を揃えて「熱い男」と一発回答。

関連リンク↓
http://goo.gl/g3uKwJ

---13時過ぎ---
田中龍志リハーサル開始。


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田中龍志リハーサル。

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リハーサル中の楽屋の様子。ピリピリした雰囲気はなくポジティブで明るい雰囲気。

---13時半---
バンドメンバーを交えたリハーサル開始。

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バンドメンバーリハーサル。

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セットの位置で一旦悩むも話し合いの末すぐに解決。

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水を飲みながらセット位置を確認する田中龍志。

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腕立て伏せをする清水謙介君。五郎丸ばりのルーティン。

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歌いながら観客席から音を確認。

---14時半---
リハーサル中に裏で動いていた青年に話を聞いた。

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写真は、門部誠司(かどべ・せいじ)君。持っているのは田中龍志オリジナルタオル。田中龍志が教育実習で担任だった時の生徒で当時は高校1年生。現在大学1年生でサッカー部に所属する彼がこんなエピソードを話してくれた。

「週間EXILEの放送では一部の生徒の前で歌ってる映像しか流れなかったんですけど、実はクラスのみんなの前でも龍志君が弾き語りをしてくれたんです。本当にみんな感動して、その時仲が良くなくてバラバラだったクラスがその弾き語りをきっかけに一つにまとまったんです。その瞬間に僕は龍志君の歌をいつまでも聞いていたい!って思ったんです。」

田中龍志の教え子でもあり、大ファンだという門部君はかれこれ30回以上ライブのお手伝いをしているそうだ。話を聞いて正直グッと来た。

---15時過ぎ---
shadyの清水兄弟を交えてリハーサル。

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コーラスは相原裕成君(右から二人目)。奥崎海斗君とTim'c として活動中。

1人で聴いてて思ったのは、リハーサルも気持ちこめて本気で歌ってるんだなって事。ダラダラと流しながらやってる人は誰一人いなくて、みんなお客さんが目の前にいるかのように歌ってた。

---15時半---
全員で田中龍志代表曲「手をつなごう」のリハーサル。これはさすがに圧倒された。

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---16時過ぎ---
販売するCDに直筆のサインを書く。


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字が汚い(笑)

---16時半---
この日出演するすべての方と顔合わせ&円陣。


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みんな和やかな雰囲気ながらも気合バリバリ。

---円陣終わって出演者のヘアメイク開始。

---17時過ぎ---
トップバッターは出番を待つ。


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5月に結成した19歳と20歳の若手コンビALNAIR(アルナイル)。この日がなんと初デビューでやや緊張気味。

---17時15分---
田中龍志ヘアメイク開始。


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ヘアメイク担当の鈴木毅樹さん。ヘアメイクも撮影も出来るフィールドの広い方。とても柔らかい物腰で親切な方だった。

眉毛を書くだけでだいぶ印象は変わるそう。「へー!!そうなんだ!」と取材を忘れて私は興味津々。

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髪の毛ぺったんこの田中龍志がどう変わるのか?

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なんかもうカッコよくなってきた(笑)

20分後・・・

---17時40分---
ヘアメイク終了。

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変わったなー、カッコいい。

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これは鈴木毅樹さんに私のスマホで撮ってもらった一枚。やっぱり凄い。ちょっと甘え顔。


---18時---
ALNAIR(アルナイル)も無事に初デビューを終え、続々と他の出演者が舞台に上がる。

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---18時半---
田中龍志登場!

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やっぱり迫力がある。バックダンサーもカッコいい。

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---19時---
Macheri(マシェリ)さんと共演。

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田中龍志オリジナルの作詞作曲「砂時計」を熱唱。

---20時15分---
shady清水兄弟との共演。

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この日は撮影OKだったのでファンの方も撮るのに必死。

---20時半---
バンドメンバーのハピネス徳永さんへサプライズハッピーバースデー。

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帽子を被ってる方がハピネス徳永さん。カープファンだそうだ(笑)

田中龍志がお昼のリハーサル中に門部誠司君にケーキの用意をそっと頼んでいたのはこの為。

---20時半過ぎ---
最後に全員で「手をつなごう」。

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リハーサル以上に圧巻。感動した。

---20時45分---
ライブ終了。


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「みんなをもっと上の舞台に連れていきたい」


ライブの始まる1時間前に田中龍志の想いを聞いてみた。

---「ツアーファイナルを迎えた今日の意気込みは?」

田中龍志:学園祭ツアーを9月からやってきて今日がそのファイナルでもあるんですけど、6年間の集大成としてのファイナルっていう位置づけですね。なので今回はダンサーもバンドメンバーもつけて色んなパターンで歌いますし、ゲストのマシェリさんとも自分で書き下ろしたオリジナルソングを歌うのでいつもとまた違った田中龍志を知ってもらえると思います。この1年間作家としても色んな音楽に触れてきた中で吸収してきたモノ、インプットしたモノをみんなの前でアウトプット出来ればいいなと思ってます。

---「田中龍志も熱いけど、周りもホントに熱い仲間が多いよね。」

田中龍志:そうですね(笑)そんな熱い仲間やファンの方も含めてみんなをもっと上の舞台に連れていきたいです。バンドメンバーも自分より凄い方達にいつも来て頂いてて、いつか必ず返さなきゃいけないと思ってます。他のみんなも僕のワンマンなのに、これだけ協力してくれて、いつも本気で取り組んでくれてるんです。有難いですし、本当に僕は仲間に恵まれてます。これからもずっと一緒に音楽をやっていきたい仲間ですね。だからこそ絶対夢を叶えたいです。」

今日1日密着取材させてもらって、観客としても最後まで見させてもらって、そしてこの話を聞いて、本当に熱い想いを持ってる男だなと感じた。後輩に対する面倒見の良さだったり、人に感謝する気持ちを常に持ち続けているからこそ、こうして熱い仲間達が田中龍志の周りに集まってくるんだろうなと納得した。野球ファンへ向けたイベントも今後田中龍志と共に考えていきたいと強く思った。


今回の密着取材記事の意図としては、ロッテファン、野球ファンに田中龍志という男を知ってもらう為に書きました。

最後に、取材・撮影に協力してくれた方々、皆さんの親切な対応と熱い想いのお蔭でこうして記事が完成しました。本当に有難うございました。


田中龍志(たなか・りゅうじ)プロフィール
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1990年9月17日生まれ。北海道出身。BaseballSinger(ベースボールシンガー)と呼ぶにふさわしい、シンガーソングライター。2014年EXILE presents VOCAL BATTLE AUDITION 4にて3万人の中から15人のファイナリストに選出され、TBS系週刊EXILEにて脚光をあびる。千葉ロッテマリーンズの加藤翔平選手が「our way」を登場曲に起用したこともある。目指すは、「プロ野球12球団フランチャイズ球場ツアー」!そして、「武道館公演」、「熱闘甲子園主題歌」

Twitter→田中龍志@Baseballsinger
ブログ→田中龍志オフィシャルblog「手をつなごう」


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