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昨日に続いて千葉ロッテのエース涌井に関する考察記事をピックアップしました。記事を読んでみて、僕はちょっと違う意見になりました。
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昨年3度目の最多勝も…「ストライクゾーンはほぼ全てやられた」球種とは
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ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜と4球団で捕手として活躍した野球解説者の野口寿浩氏に、昨年の全投球の分布がわかる「球種別コース比重ヒートマップ」、結果球の「被打率別ヒートマップ」からその投球を分析してもらった。
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「カットボールでやられていますね。3割5分6厘。カットボールであのゾーンは……。これはわざと投げにいったカットボールではないでしょう。カットボールの制球がつかなかったから、被打率が高かったというところでしょうね」と分析。

「ストライクゾーンはほぼ全部やられています。これを見るとカットボールは使わない方がいいとさえ思いますね」と言及した。


2016年の課題は?

 ストレートと同じ腕の振りで、ゴロを打たせやすい球種として重宝されるカットボールだが、昨季の涌井に限ってはリスクを伴う球種となっていたようだ。

しかし、「球種別コース比重ヒートマップ」を見ると、そんなカットボールを多投していたことが分かる。被打率1割5分2厘だったスライダーの248球を大幅に上回る361球も投じていた。

 野口氏はその要因について以下のように分析する。

「もしかしたらスライダーの制球に自信がなかったのかもしれません。

抜け球、引っ掛けてしまう球が多いなどの理由で、カットボールの方がまだコントロールがつくから、『じゃあ、カットにしようか』と選択したのかもしれない」

 データ上ではスライダーの被打率が最も低かったが、全球種の中で最も少ない球数に留まっている。

スライダーの質が向上すれば、より球数も投じることができ、カットボールに頼る場面も減るかもしれない。

野口氏は「いい時のスライダーに、どれだけ引き上げられるかというところでしょう」と課題を挙げた。


涌井の優れていたポイントは?

一方で、涌井の優れていた点はカーブだという。「カーブの投球数が315というのは多いと思うのですが、それはプラスですよね。緩急をつけられたということですから」と同氏は指摘する。

 カーブを効果的に使うことでストレートも生きてくる。ストレートが生きれば、さらにカーブやフォークといった球種が威力を発揮する。

実際、昨季の涌井はカーブ、フォークともに被打率が低く、それぞれ1割9分1厘、2割4分4厘だった。

野口氏はそれらのデータを踏まえた上で、

「真っすぐは間違いなくよかった。真っすぐがよくなれば、相乗効果でよくなる球種がこうやって増えてくる」と指摘する。

 「もともと剛腕タイプではなく、コンビネーションで打ち取っていくタイプ。カットボール(の被打率の高さ)は昨年で分かったと思うんですよ。

最低でもスライダーとカットボールの球数が逆にならなければならないと思います」と野口氏は話す。

 涌井は2016年も同様に輝けるか。軸となるストレート、そしてポイントとなるスライダーやカットボールの使い方が注目ポイントとなりそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count


ある意味興味深い記事です。カットボールの被打率が圧倒的に高いという指摘と、スライダーとカットボールの球数が逆にならなければないという指摘。

このデータがストレートをカットボールと判断する誤作動なく正確であるなら、確かにカットボールの球数は多少は減らすべき。多少はです。

スライダーの被打率が低いからって逆にするべきだというのは僕はちょっと違うと思うんです。

投手をやったことある人ならわかると思いますが、スライダーの肘にかかる負担ってかなり大きいんですよね。

僕は高校時代スライダー投げすぎて今肘曲がってますから(笑)まあ投げ方が悪かったんですけど。

高校時代や若い時にものすごく曲がるスライダーを持ってたピッチャーが故障で泣くというケースは長いプロ野球の歴史を見たらかなり多い事に気づくと思う。

プロ野球で息の長い投手になる為には、どこかの時期で肘や肩への負担も計算して投球スタイルを考えるべきで、極力少ない球数で投げ切ることが最優先になる。

そんなピッチングじゃつまらない!と言うそこのあなた。考え方を少し変えてみましょう。

圧倒的なスピードボールを保持していて、素晴らしいキレキレの決め球を投げれる先発投手って期間が限られるんですよ。

今で言えば、若い大谷と藤浪ですよね。でも彼らもいずれ投球スタイルを考えなきゃいけない時期がくるわけですよ。悲しいけどこれは現実。

長く現役として働くなら、体への負担も考えながら、キレキレスライダーを抑えめに、速いストレートに頼らない投球スタイルを身につけなきゃいけない訳です。

それでも圧倒的スピードボールとキレキレスライダーを求め続けるなら短いイニングでの中継ぎや抑えになる。

今でも活躍するソフトバンクの五十嵐は決め球こそスプリットですけど、昔からのスタイルは割と貫いてる典型ですかね。一昨年引退した斎藤隆もいました。

ダルビッシュや田中マー君もメジャーで怪我をしながらも、色んな投球スタイルを模索してますよ。

彼らはメジャーリーガーへのパワー対策はもちろん、いかに長く現役プレーヤーとして生き延びるかも前から考えてるはず。

要は、イケイケなスタイルはずっと同じポジション(先発)で出来ないんですよ

だから野口さんがスライダーを多く投げるべきっていうのは、投手の肘・肩への負担を考えなければ確かに正解だと思う。

僕がキャッチャーでロボットがピッチャーだったら、ずっとストレートと決め球スライダーの押せ押せピッチングを要求しますよ。たまに緩いの挟みながら。

だって強い球と振らせる球ばっかりでいいじゃないですか。よっぽど被打率下がりますよ。でもそんな話じゃなくて、結局データがこうだからこうすべきってのはあくまで対データでしかないんですよ。

参考にすべき数字ではあるけど、それを涌井投手という一人のピッチャーが今の年齢が何歳で、昔どうゆうピッチングをしてきて、今後の理想像は何か?って所を踏まえた上での議論の方が僕は好き。

数字だけ見て判断するのなんか寂しいですよ。一人一人選手は違う訳ですしロボットじゃないんだから。

で、このデータをもとに涌井が改善すべきポイントって、カットボールのコントロールの精度を上げる事やや頻度少なめにする?ってだけでいいと思うんです。

肘や肩への負担を少なく投げれるカットボールを多投するようになるのは長く現役生活を続ける投手なら当然の流れ。

広島の黒田投手もうまいこと動くボールを組み入れて息の長い投手になってますよね。

僕はデータ分析大好きなんですけど、対個人のデータで考察するなら選手の特徴や年齢なども考えた上での考察が僕は大事だと思うし、そっちの方が読むのが面白いです。


別に野口さんの意見を批判してる訳じゃないんですけど、なんかそんな感じになってしまってゴメンなさい。

野口さんはプロ野球選手を息長くやってた方の一人ですし、この短い記事内で考えを100%伝えるのは無理だと思うので、もっと深い伝えたい事があったかもしれないですよね。

あくまで僕はこうゆう意見だという事を一つの意見として長々と言わせてもらいました。

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