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「俺を忘れるな!」と言わんばかりの投球をロッテ唐川がキャンプで見せてくれたようです。千葉ロッテの熾烈なローテーション争いを勝ち抜いて完全復活を果たせるか!?今シーズン注目の男です。
【ロッテ】唐川フォーム改造に手応え…成田高時代に近い形に
--唐川の入団後8年間の成績
上記記事より抜粋。
体重は昨季から6キロ増量して86キロ。直球の源となるパワーもつけた。
視察した伊東監督が「今年はやりそうな感じがする」と予感する仕上がりだ。
9年目を迎えた右腕も「(アピールする)意識を持つことが大事」と闘志を燃やす。過去2年で9勝は物足りない。今年こそチームの柱として復活する。(広瀬 雄一郎)
出典:NPB
ブレイクは、2011年。
12勝6敗 24試合登板 投球回数168.1 防御率2.41
2009年〜2012年までの4年間は防御率が2点台〜3点台までと安定。2013年以降の3年間は防御率が4点台を超えてどうした唐川?という成績です。
唐川の特徴であるゆったりしたフォームから球速以上にズバッと来るピッチングは、2012年付近は出来ていたと記憶してますが、
最近はゆったりしたフォームからゆったりしたボールを投げてしまってる印象を受けます。真っ直ぐでキレのいいボールが投げれてないので、変化球にも対応されやすくなり連打を浴びるケースが多いと推測してます。
やはり真っ直ぐが手元で伸びて、打者に脅威をある程度感じさせないとピッチングは苦しくなります。欲を言えば、真っ直ぐで空振りが取れるくらい。
唐川の場合、コンントロールや変化球の精度・配球などで散らしながらバランスで抑えるピッチャーで、素晴らしい変化球の決め球があるようなピッチャーではないです。
投球フォームのお手本と言えるくらいの綺麗なフォームは素晴らしいんですが、パワーをつけて力のあるキレのある真っ直ぐが見れることを期待してます。
その先に、彼の真骨頂である、変化球・コントロールを組み合わせたバランスが生かされると思います。
今年は本人も勝負の年だと自覚してる雰囲気があるので、キャンプでは課題を明確化させて猛アピールしてるようですね。
今年の変化は、体重増加と原点に立ち返ったフォーム。
最近3年間の成績は、彼の能力からしたら信じられない成績です。今までは大人しい唐川でしたが、今年こそ男・唐川という力強いピッチングを期待してます。
ローテーション争いに滑り込み、10勝をクリアして欲しいです。
---千葉ロッテローテーション候補---
右
・涌井
・石川
・スタンリッジ
・大嶺
・イデウン
・唐川
・関谷
・二木
左
・チェン
・藤岡
・古谷
・木村
・成田
右投げの上3人は当確だと思うので、残る3枠を争う戦いになりそうです。唐川が完全復活を果たせば、間違いなく割って入るでしょう。
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