まさに激闘。 取られては取り返し、取られては取り返しのオンパレード。ロッテファンも楽天ファンも、「一喜一憂」を何度したか数えられないくらいの試合になりました。
出典:千葉ロッテマリーンズオフィシャルサイト
エースがチームの4連敗を阻止するべく、マウンドに上がるも4回までに3失点し、5回まで2点のリードを許す苦しい展開でした。
しかし打線がすかさず、5連勝中のエースを援護。
6回に、ナバーロと清田のタイムリー内野安打で同点とすると、 7回にはデスパイネのタイムリーとナバーロの犠牲フライで勝ち越しに成功します。
しかし、その裏。
涌井が1死1.2塁のピンチを迎えたところで、ピッチャー交代。エースがここでマウンドを降ります。
あとを受け継いだ松永が、いきなり四球で1死満塁の大ピンチに突入するも、次の打者を三振に抑え、役割を果たします。
2死満塁というしびれる場面で登場したのが益田。
でしたが、
この日涌井からホームランを打っている4番ウィーラーに、シュート回転して甘く入ったストレートを豪快にレフトスタンドへ運ばれ、
まさかの逆転満塁ホームランで、2点のリードを許します。
ここでロッテファンのツイッターのタイムラインは荒れる荒れる。
得意の「まけほー」と言うファンが続出。
しかしそれでも諦めないのが千葉ロッテ。
8回に加藤翔平のタイムリーで同点として粘り強さを発揮します。
しかしまたもその裏。
この回からマウンドに上がった内が、松井稼頭央にレフトスタンドへホームランを浴びて、9回を前にしてまたも勝ち越されました。
ところがどっこい。
落胆するロッテファンがツイッターでいくら「まけほー」と呟いても、諦めないのが千葉ロッテ。
9回に楽天守護神・松井裕から清田が同点タイムリー、井口が勝ち越しタイムリー、最近絶好調・中村がスリーランでダメ押し。
以下清田のタイムリー談話。
「打ったのはツーシームですかね。良く分からないです。とにかく必死に来た球に食らいついていきました。後は覚えてません。出典:ロッテ清田21打席ぶり安打「辛抱していきます」
今日の練習中に監督にアドバイスをもらって、その前の打席も悪くなかったので、今は辛抱していきます。
このヒットも微妙な感じでしたが、ヒットのランプがついて正直ホッとしています。このツキで何かが変わってくれたらいいですね」
以下井口さんのタイムリー談話。
「つないでもらって、いいチャンスをもらったのでなんとか返したかった。全員頑張っていたので。出典:ロッテ井口、代打でV打「全員頑張っていたので」
松井(裕樹)がいいピッチャーなので、初球から思い切っていこうと思っていました。
連敗していたし、試合の流れも良くなかったのでいいところで1本打てて良かった」
その後も得点を重ねて15対8の7点リードで9回裏へ。
ここで登場したのは、なんと守護神・西野。
セーブがつかない状況でも伊東監督が西野を指名したのは正直熱かったですね。
最近調子が今ひとつで、疲労も考えられる西野をこの場面で投入したのは、西野への思いやりとこの試合は何としても勝ち切るんだという強い意志を感じました。
最終回を任された西野がランナーを出すも、「0」で抑えてくれてゲームセット。
ロッテは連敗を「3」で止めて、ここ最近の悪い流れを全員の諦めない気持ちで断ち切りました。
今日の試合は、当たりの止まってい清田が打ったこと、調子が悪かった西野が「0」で抑えたことが本当に大きいです。
清田と西野は最近の悪いイメージを、今日で少しは払拭できたと思います。
ほんの小さなきっかけが選手を変えると思うので、また明日からいいイメージで二人とも試合に挑んで欲しいです。
何はともあれ、いろいろあった試合でしたが、ロッテファンのちびっこ達にとっては最高の子どもの日になりましたね。
そして明日は今シーズン初登板初先発の唐川です。
引用元:スポナビ
全力で応援して、連勝しましょう。
トップ画像出典:ロッテ井口、代打でV打「全員頑張っていたので」