ベンチの差
対ソフトバンクとの首位攻防3連戦は、1勝2敗で負け越し。最終回のベンチの雰囲気の差が、今の力の差を物語ってるように感じました。 

ソフトバンクが一枚上手だった3連戦


1試合を評するよりも、3連戦という線で捉えれば、やはりソフトバンクが一枚上手でした。

初戦は、大量リードを奪うも最終回に4点を返されるなど追い上げを許す後味の悪い試合。

第2戦は、6対1と8回表終了で5点差という、初戦に続いて大きくリードを奪えていた展開でしたが、またもや終盤に追い上げを許し、延長戦で勝ち越しを許すという悔しすぎる敗戦。

第3戦は、今カード初めての投手戦となり、先発唐川が最少失点で抑えるも、好調だった打撃陣にあと一本が出ず惜敗。


ソフトバンクの第1戦の最終回の攻撃が、昨日今日に繋がった


初戦こそ勝利はしたものの、ソフトバンクの最終回の攻撃が第2戦、第3戦のソフトバンクの戦いに大きく繋がった。いや繋げられた試合だったと思います。

9対2の7点リードで迎えた最終回。

6/27スコア
6/27スコア
出典:千葉ロッテマリーンズオフィシャルサイト

ソフトバンクは、あと一人の状況まで追い込まれた場面から、連打連打でつなぎ一挙4点をエース涌井から取りました。

ロッテからすれば楽勝ムードから一転、結局9対6という圧勝とは言えないゲームに。

エース涌井で勝ちはしましたが、千葉ロッテにとってみればなんとも後味の悪いゲームになってしまいました。


最終回のベンチの雰囲気の差が力の差を物語る


象徴的だったのは、今日の最終回の千葉ロッテのベンチです。

1点差を攻撃してる最終回で、ベンチの後ろに座る選手、端っこに座る選手がいたりと、暗い雰囲気で、選手は誰も立っていませんでした。

対して初戦、7点差を追いかけてた最終回のソフトバンクのベンチは、ほぼ全員が立ち上がり、高校野球ばりの雰囲気でバッターに声援を送ってました。

結局、この違いなんだろうなと思います。

最終回、1点差。これ以上離されたらさずがにしんどい超重要首位攻防戦で、雰囲気が暗いベンチ。

最終回、7点差。ここで2位を離せば独走態勢が一気に作れる超重要首位防戦(でも7点差)で、雰囲気が明るいベンチ。

無論、後者のチームが強いと思います。


最後まで諦めない姿勢が見たい


もちろん、選手も首脳陣も一生懸命やってます。

ロッテがここ最近、快進撃とも言えるくらいの強さを発揮してきたのは誰もが認める周知の事実。

でも、やっぱり最後まで諦めない姿勢が、この首位攻防戦の最後の回に見られなかったのは非常に残念でした。

今日で、首位と8.5差

相変わらずかなり厳しい状況ですが、熱いロッテファンは最後まで信じて、応援するしかないですね。

「今年はまさに逆転の千葉ロッテだった」で終われるシーズンになるよう信じてます。

ぼくは、最後まで諦めません。