2016年開幕戦

ファーストステージ突破率100%だった千葉ロッテが、ソフトバンクとのクライマックスシリーズファーストステージで敗退。 初めてファーストステージで姿を消すことになり、ロッテの2016年が終わりました。補強の必要性を改めて感じたシーズンだったと思います。

まだまだ力の差があることを痛感したシーズン


序盤戦は、ソフトバンクとも5,6ゲーム差近辺で2位で推移していました。この好調要因は、救援陣の完璧に近い投球と、終盤での打撃陣の勝負強さの2つでしょう。

この2つが逆転の千葉ロッテの原動力だったのは間違いないと思います。

ただ、夏場にけが人が多発し、最強救援陣が相次いで離脱はしんどかった。打撃陣も急に得点がとれなくなり、負の連鎖が続きました。

3・4月 17勝10敗1分け 
5月 12勝12敗
6月 14勝9敗
7月 9勝12敗 (-3)
8月 11勝14敗 (-3)
9月 7勝11敗2分け (-4)

ご覧の通り、夏場の7月、8月、9月で徐々に貯金を減らしてしまいました。シーズンを勝ち切るためにはけが人が出始めるこの時期での勝負強さが大きく問われてきます。

2016開幕戦

優勝した日本ハムは、

6月 15勝7敗 (+8)
7月 17勝4敗 (+13)
8月 14勝12敗 (+2)
9月 15勝6敗2分け (+9)

と、6月から貯金を大量生産し一気にソフトバンクを抜き去り優勝しました。大谷が投げれなくても打撃でチームに貢献したり、中田や陽が打てなくても他の打者がカバーしたりと、チームの総合力の高さが印象的でした。

去年のシーズンと今年のシーズン、そしてCSを見てきて思うのは、やはり戦力の厚みが上位2チームに比べるとまだまだないなということです。



特に去年のCSと今年のCSは、ヤフオクドームでソフトバンクにやられましたが、去年と同じような力不足を感じてしまいました。

これってまずいなーというのが個人的な意見です。伊東監督も同じようなことを感じているでしょう。今年補強したナバーロの打率の低さ、守備の緩慢プレー、清田のシーズンでの不調も計算外でした。

ただ、それをカバーできる選手がロッテにはいませんでした。

去年より戦力差詰めたか?と思って臨んだシーズンもフタを開けてみれば、あまり変わってなかったというショックは大きいと思います。

これからの補強は、

・涌井、石川に次ぐ先発陣の2枚補強(左最低1枚)
・救援陣もう1枚頼れる存在がほしい(若手出てきて!頼む)
・打撃陣の補強(欲をいえば長打力ある選手と率を残せる選手両方)

は欠かせないですね。本気で来年優勝するなら大きな補強が必要だと感じた、夏場以降のロッテの戦いでした。

平沢や成田の若い世代の躍進も期待しつつ、足りないところは補強でカバーというミックスがうまく噛み合うシーズンに来年はしたいですね。

今年も補強話で盛り上がる季節がやってまいりました。 


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