千葉ロッテがドラフト1位で獲得した桜美林大学佐々木千隼投手の情報をいろいろ集めてきました。 ローテ入り、新人王、二桁勝利など妄想は膨らむばかりです。
佐々木千隼とは?
プライベートはお茶目
普段はどんな男なのか。高校、大学で同級生の金子智祐さん(21)は「オン、オフの差が激しい。登板すれば、誰も近づけない雰囲気。闘争心むき出しで投げている」と証言。出典:zakzakby夕刊フジ
一方、オフはというと「イヤホンを鼻に入れてみたり、一発ギャグを披露するなど、人を笑わせられるタイプ」とおちゃめな一面を明かす。
ドラフトでは妙な展開になったイケメン右腕だが、恩師のサポートと周りを笑顔にする“武器”を持ってプロ野球界の道を歩む。 (山戸英州)
ロッテ 桜美林大・佐々木千隼投手、前代未聞「外れ5球団競合」 持ちネタは鼻イヤホン
侍ジャパンの大学代表のエース
交渉権を獲得したのはロッテ。伊東監督は「外れ1位で取れたのは大きい。完成度の高いピッチャー。即戦力としてローテに入って頑張ってください。若いチームで12球団一のファン。みんなが歓迎して応援してくれる。千葉で一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。出典:フルカウント編集部佐々木は今夏に開催された日米大学野球で侍ジャパン大学代表のエースとして活躍。最速153キロの速球で全米大学代表を手玉に取った。桜美林大から初めてのドラフト1位指名となった。大学通算20勝10敗、防御率1.12という成績を収めていた。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
前代未聞、外れ1位で5球団競合! 桜美林大・佐々木千隼はロッテが交渉権
野村弘樹氏との出会いが転機
9分30秒くらいのシンカーはエグいですね。左バッターにバシバシ決まりそうです。この動画に限らずどの動画を観てもコントロールが良さそうで、どのボールも低めに集まっています。
がしかし、去年から桜美林大学野球部特別コーチに就任した野村弘樹氏によれば最初出会った時は大荒れのピッチャーだったそうです。
会見が、終了して写真撮影が始まると、一人の男性が招きいれられた。元横浜(現在横浜DeNA)の通算101勝左腕、野村弘樹氏(47)だ。息子の泰貴君が、野球部に所属しているつながりもあって、学生指導資格回復の講習をうけ、昨年から桜美林野球部の特別コーチに就任した。佐々木は、ここ2年で急成長したが、野村との出会いが、その背景にある。佐々木も、「本当に野村さんのおかげです。プロに入ることでちょっとでも恩返しになれば」と、この日も、熱い握手を交わした。野村が言う。
「最初見たときのフォームは、すごいインステップでね。そこから腕を横振りするから、コントロールは大きく左右にぶれて、1試合に7個も8個も四球を出していた。まず軸、体重の移動、そして上下の体の使い方、バランスを、ワンポイントでヒントを与えると、それをすぐに吸収して、それを体に染み付くまで、反復練習を徹底するので、見る見る変わってきたし、成長してきた。理解して実行できる頭のよさ、センスがある。今は安定感があると言われているが、ほんの1年で変わったんですよ。ノビ幅がすごい。体重だって10キロ以上増えたというしね。都立高校での野球だから、何も教わっていなっかった。今は、まだ大学2年生みたいなもの。だから、ここからプロに入ってからのさらなるノビシロに相当、期待できるんです」
さらに野村に聞いた。
伊東監督は、即ローテー入りを期待しているが?
「これは佐々木にも言っているけど。プロはそんなに甘くない。プロでローテーに入って、7か月間、フルに投げるのと、春、秋の1週間に一度の登板ではわけが違う。その体力は、まだないし、これからプロで培っていくもの。それにローテーなのか、中継ぎ、抑えなのか、の起用法でも違ってくる。いきなり、1年目から大きな結果を求めないでやってもらいたい。ただ、ストレートだけでなくスライダーも一級品。ツーシーム、フォークもある。プロの細かい制球は、まだないが、プロで通用するボールですよ。言ってみれば、遅咲きで、まだ大学2年生くらいの段階。2年後、3年後に、どこまで成長するかの想像もできないけれど、ローテーに入って、15勝以上、エースと呼ばれる存在になれるだけのポテンシャルがあることだけは間違いない」
佐々木急成長の裏にいた参謀、野村は、そこまで断言した。
出典:yahooニュース
異例の外れ5球団競合右腕の裏に元横浜左腕あり!
野村弘樹さんはプロの世界は厳しいと身を持って感じている方で、ましてや教え子でもあるので、最初は暖かく見守ってほしいという想いがこの記事から伝わります。
ついつい期待してしまう投手
ただ、Youtubeで彼のボールを見てしまうと、どうしても期待せざるを得ないのがロッテファンの本音。
1年目からローテ入り、10勝というルーキーにとっては無茶な結果を平気で妄想してしまいます。このワクワク感もオフシーズンの魅力。
涌井、石川、スタンリッジ、唐川、二木に次ぐ先発投手として1年目からぜひローテに入ってもらいたいですね。