引退試合の土壇場9回に同点ツーランを放ち、最後の最後までファンを魅了してくれた井口資仁。今後は監督として立場を変えて、背番号6がマリンに登場する。

正直な話。

「井口監督就任! 」という記事が出た時は心配というか可哀想という気持ちしかなかった。

これだけ負けた今シーズンからの引き継ぎは厳しいだろう
ぶん投げられただけだろう
指導者経験0なのに・・・

という言葉が僕の頭には浮かんだ。

でも日が経つにつれて、監督就任が現実味を帯びてくるにつれて、そして就任会見での井口のコメントを聞いて、

ただただ、ワクワク感が増していく。。

・機動力野球 
(マリンを最大限に生かした攻撃的な野球)
・日米融合野球
(両者のいいとこ取り)
・キャンプでの1軍2軍振り分けの撤廃
(チーム内競争激化)
・選手とのコミュニーション重視
(一言かけにいく)
・マリーンズを常勝軍団へ

いい。すごくいい。

言葉の一つ一つになんだかとてもつもない説得力を感じる。

マリーンズを9年間直で見て来た人間だからこそ、そして時代の変化を察知しているからこそ、柔軟な姿勢で強いリーダーシップでチームを率いてくれそうな気配がプンプンする。

監督経験0、いや指導者経験0

なのに期待してしまう不思議な感覚。

だからこそ、フロントにはこのワクワク感を裏切らない、井口政権への最大限のフォローをしてほしい。

まず巨人村田獲得はマスト。

ベテランとして、平沢や奨吾のお手本にもなり井口監督の求めるチーム内競争激化にもつながる。プラスで長打力のある新外国人もう1人もマスト。

ホームランはリーグワーストの95本。チーム打率もリーグワーストの.233。打線の援護なしには先発陣への勝ちもつけられません。

投手陣の補強も急務。防御率4.22はリーグワースト。リーグ唯一の4点台。。

ちなみにQS率はリーグ2位の51.05%。意外と悪くないっていう。

前半戦、打線の援護点が少なすぎましたね。。とにかく負のスパイラルでした。

というわけで、どこよりも早とちりな2018年の予想スタメンは

1番 加藤or清田(右)
2番 荻野(中)
3番 角中(左)
4番 新外国人(一)
5番 ペーニャ(DH)
6番 村田(三)
7番 大地(二)
8番 田村(捕)
9番 平沢or奨吾(遊)

清田は来年やれないとちょっと厳しいかも。。
平沢は勝負の3年目。

期待を120%こめて
.250 10本塁打 50打点くらいやってくれたら最高っす。

ちなみにこの2人の若い頃のブレイク前の成績は、

坂本勇人 2年目 144試合 .257 8本塁打 43打点
山田哲人 3年目 94試合 .283 3本塁打 26打点

参考になる数字。十分できる数字。

もちろん、今年後半戦ブレイクの奨吾との争いは、来年も激化必至です。

先発陣は、こんな顔ぶれが妥当か。

・涌井(残ってください)
・石川
・二木
・唐川
・佐々木
・酒居
+補強選手?

スタンリッジやチェン、関谷もスタンバイ。


2018年、新生・井口マリーンズ が楽しみで仕方ありません!!